DUO ビーチウォーカーファルクラム
大きさ95ミリ 重量31gシンキング
フックはホームページではカルティバのSTX-58の4番と書いてあります。以前はがまかつのトレブルSP-MHの4番がついている時もありました。今はデュオから発売されているフックの4番がついていると思うのですが。リングは3番です。95ミリで31gのスペックのためにオモリがたっぷり入っています。
オモリは接着剤で固定されていないので若干動いてコトコト音が鳴ります。動きはバタバタのハイアピール系で、波がある場所での存在感アリアリです。飛距離は31gもあるので十分飛びます。油断するとルアーが回って飛距離がガタ落ちするので風向きなどの状況で力加減の調整が要ります。今は130ミリクラスのミノーがとてつもなく飛ぶのでそれと比べると劣るように感じます。これはファルクラムが悪いのではなくて、重心移動を持った130ミリクラスのミノーが凄いということです。
重量があるのでルアーの立ち上がりが若干悪いです。なので意図的に竿であおったりリールの巻き速度を速めて水をつかむようにして使っています。ストップ&ゴーで使うことが多いルアーなので誘いの緩急と思っています。ルアーを動かすための大きめの切り立ったリップですが重量との兼ね合いでスローリトリーブには向いていないと思います。ゆっくり巻きたい時はファルクラムライトが発売されたのでそちらを使うとバッチリです。
ヘビーシンキングなので根掛かりのリスクが高いです。根が点在するサーフや磯絡みのスリットなどを狙う時は要注意です。これでしか食わない状況もあるかもしれないけど、根などに依存している魚は根にルアーを近づけないと反応しないので根掛かりを恐れて攻めがおろそかになるより、根掛かりしづらいルアーで限界まで攻めた方が釣れる確率は上がると思っています。そうするためにルアーの種類もたくさんあると思います。SNSで人気の釣れるルアーではなく、状況に合ったルアーを選ぶのも釣りの楽しみです。
離岸流でできた地形変化を狙うのが主な使いどころなのですが、今はファルクラムライト95があるのでファルクラムライトではリズムが合わない荒れ気味の時がファルクラムの出番になっています。荒れ気味の時は糸が波に拾われるし、ルアーが波で舞い上がる時もあります。そんな時はファルクラムの沈下速度の速さで底をしっかりとります。着底待ちの最中の糸ふけを少しでも減らして波が糸を拾う確率を下げる意味もあります。ストップ&ゴーが主な使い方で立ち上がりが悪いから早めに巻くというのも荒れ気味の時はそれが糸を張る動作になったり、波に負けない波動をルアーが出しているのではないかと言うアピール力アップの動作になっていると信じています。
メタルジグも同じような使い方ができますが、ファルクラムの方がバタバタと動くのでアピール力が高いと思って使っています。さらなる遠方やルアーサイズを小さくしたい時はメタルジグですがメタルジグは引き抵抗が無いのと沈みがちなのでルアーの泳層の調整が難しいです。
竿は砂浜での釣りということもあって風に負けないスイングスピードを出せる竿が欲しいです。飛ぶルアーといっても強風を受けたルアーの抵抗に竿が負けてスイングスピードが出せないとルアーが投げ辛くなります。重たいルアーで荒れ気味の時に使うので10ftから上の竿で使います。
リールは今はシマノのツインパワー4000XGを使っています。ダイワのセルテートLT5000CXHを使っていたタイミングもあります。ルアーとの相性というよりは砂浜での釣りなのである程度ガッチリしたリールが欲しいので上記のリールでした。
糸の太さはPE0.8~1.5号ですが0.8号は投げる時切れそうで怖いです。ルアー重量や砂や切れ藻が舞う釣り場を考慮して1号から上を使った方が安心です。1.5は強度的に無くてもいいですが1.5号だったとしても太いから釣りができなくなるほど飛距離損失もないし、太いからルアーが浮きやすくなるとかが気になることもないので巨大な青物が釣れる可能性がある場所では太くしても大丈夫です。リーダーは狙う魚に合わせて5号から上を選ぶ感じにしています。
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